私がピアノに初めて出会ったのは4才の時。
テレビを見ていたときに音楽教室のCMが流れ「これ行きたい!」と言い出し、習い始めたのがきっかけです。
初めは、エレクトーンのグループレッスンでしたが、半年後には、「ピアノが習いたいのに、エレクトーンは嫌!」と言いピアノ個人レッスンに変更しました。
ピアノをすらすら弾けるようになりたい気持ちは強かったのですが、自宅練習は嫌いでレッスンの度に先生に怒られていた記憶があります。
でも、発表会は楽しかったんでしょうね。発表会の曲になるとたくさん練習をしていました。
そんな私でも、小学4年生のとき学芸会で器楽演奏のピアノ伴奏者になってしまいました。
普段の練習不足が祟り・・・練習に苦労したことを覚えています。
それからはコツコツと練習しないと、いざというときに弾けるようにならないんだと思う様になりました。
ブルグミュラーに入ったとき、「最短で1冊終わらすにはどれくらいかかりますか?」と尋ねたところ「1年くらいかしら?」と言われ、2週間に1曲を絶対に終わらせていこう!!と決め自分なりに猛練習した時期もありました。
弾けるととても楽しいピアノですが、ひとりで練習するのは小さい子にとっては凄く大変なことです。
弾けるようになるためには、音読み、リズムなどの基礎的知識の習得も必要になります。
それを難しいまま学習するのではなく、興味を持って学べることで音楽を自ら心より楽しめる心、そして人前でも堂々と自信を持って発表できる力をピアノレッスン・発表会を通して育てていくお手伝いをしたく思います。
中田 智美